左足ブレーキが普及しない理由
2017年05月11日
高齢者ドライバーによる
アクセルとブレーキの踏み間違いが原因と思われる事故
があいついでいる中、
その対策としてあがっているのが
自動ブレーキをはじめとする衝突防止装置搭載車の普及や
高齢者ドライバーの免許更新を厳格にする
など、いくつかの方法ですが、
意外な盲点がこの左足でブレーキを踏む
という対策です。
オートマ車のブレーキは必ず左足で踏む
ということを徹底すれば、
アクセルとの踏み間違いは無くなりますもんね。
今や道路を走る車のほとんどがオートマと言われる現在ですが、
オートマ限定免許なんて無く、
オートマ車とマニュアル車が半々だったころに免許を取った私などは
右足はアクセルとブレーキ、左足はクラッチを踏む足
と、教習所で叩き込まれて免許を取りましたから、
オートマ車のブレーキを左足で踏むと、
クラッチを思いっきり踏み込むことしか知らない左足は
意図せず急ブレーキをかけることになり、
怖い思いをしたことがありますが(笑)、
でもまあ、きっと練習すればできるようになるんでしょうね。
興味深いのは
アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故の
決定的な解決策になる可能性のあるこの左足ブレーキ
が普及しない理由について
あるウェブに乗っていたコラムの内容です。
衝突防止装置搭載車の普及は
自動車メーカーや部品メーカー
あるいは近い将来つくられるであろう「〇〇普及協議会」
などといった天下り団体など
潤う業界や団体がたくさんあるけど、
左足ブレーキの普及は誰も潤わないからだ
という内容です。
もっとも簡単で効果的な対策
と思われる左足ブレーキが普及しない理由がコレ
というのは、案外当たっているかもしれませんね。