人間の最後の砦までもが
2017年05月24日
昨日、囲碁で世界最強と言われる中国の棋士が
AI(人工知能)の囲碁ソフトに負けたそうです。
チェスではすでに今から20年も前に
人間の世界チャンピオンがコンピューターに負け、
将棋でも最近はコンピューターが現役の名人を負かして話題になりましたが、
最も難易度が高いと言われていた囲碁も
とうとうコンピューターに勝てなくなったようです。
チェスと将棋と囲碁で
なぜ囲碁が最も難易度が高いと言われてきたかといえば、
その盤上で考えられるすべての局面の数が
チェスは10の120乗、将棋が10の220乗に対して
囲碁は10の360乗もあったからなんだそうです。
(チェスですら、なんだかもうわからない単位ですけど・・・)
チェスが人間に勝った際にはまだAIは使われず、
コンピューターが演算能力にモノをいわせて
良い手を探しただけだったようですが、
今回の囲碁では人間と同様、
学習する人工知能を使ったものだったそうです。
AIがこのままさらに進化していくと、
人間と同じ「意思」を持つ日が来るんでしょうかね?
ちょっと怖いですけど。