スタッフ全員が認知症?
2017年09月22日
という飲食店が3日間の期間限定で東京都内で開業した
という記事が新聞に出てました。
題して、「注文をまちがえる料理店」。
たとえば、
ハンバーガーを注文したらオムライスが出てきた
飲みかけのお茶が下げられた
という例が出てましたが(これ、実話なんですかね?)
お客は「まあ、いいか」と笑顔で受け入れるんだそうです。
(お客は認知症の方ではないんですよね?)
認知症の人たちの社会参加の機会をつくる試みだそうですが、
これ、なかなか微妙な取り組みだなあ、と感じたのは私だけですかね?
たしかに、
こうした人たちの社会参加の機会を作る
という考え方そのものはいいと思うんですが、
ひとつ間違えると、
認知症の人たちの行動を面白がることにもなりかねないなと思いました。
一般に、認知症の人たちは高齢の方が多いでしょうから、
仕事から引退してる人に、本人の意思に関わらず働いてもらう
というところも微妙ですしね。
聴覚に障害のある人が店員として注文を取るケーキ屋さん
が札幌駅構内でずいぶん長いこと営業していましたが、
今回のはそれとはちょっと違いますもんね。
そういえばこのケーキ屋さん、
27年もの間営業していたそうですが、
平成15年にケーキの納入会社が倒産した影響で
閉店してしまったんだそうです。
札幌では親しまれていたお店だったらしいので
こちらは残念でした。