スモールサイズ化
2018年01月19日
お店で売られている多くの飲料や食料品のサイズが
ひそかに小さくなってることに、みなさん気づいてます?
価格はそのままで内容量が減っていたり
以前のものと比べると
外装の箱や缶のサイズそのものが小さくなってることもけっこうあるようで、
1リットルパックだと思っていた牛乳には
実は内容量が900mlのものもあるんだそうですね!
これはもちろん実質値上げの例ですが、
昨日たまたま見ていたテレビで
メーカー側がそうせざるをえない理由が興味深いものでした。
多くの原材料を輸入に頼る日本では
円安がすすむと当然、輸入する原材料価格は高くなります。
原材料価格が高くなれば
製品を値上げせざるをえないわけですが、
そもそも円安は日本の輸出を増やすために政府主導ですすめている面も多く
自動車などの輸出企業は儲かりますが、
飲料・食料品の値上げという形で実は国民の負担が増えることにもなります。
また、
家畜の飼料用米の生産に対する補助金を増やした結果、
コメ農家は人間が食べるコメの生産量を減らし、
それによってコメの価格が上がり、
コンビニなどで売られているおにぎりも実はスモールサイズ化しているそうです。
目に見える現象の裏には
いろいろな理由がけっこうあります。