アマゾン・エフェクト

2018年03月09日

先日発表された今年の世界長者番付で

長い間世界１位だったマイクロソフトのビル・ゲイツさん

（途中途切れた期間アリ）をおさえて

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスさんが１位になったそうです。

ビル・ゲイツさんは今回２位です。

で、

番付上位の常連だったアメリカのウォルマート一族

はトップ１０から姿を消し、

長者番付でも「アマゾン・エフェクト」が鮮明になってきた

と話題になってます。

アマゾン・エフェクトというのは

ネット企業であるアマゾンの成長によって

他の小売業がすべて淘汰されてしまう、あるいは

アマゾンに飲み込まれてしまうことを言うそうですが、

玩具大手だったトイザラスの破たんや

衣料品大手のギャップが200もの店舗を閉鎖したのは

このアマゾン・エフェクトだと言われています。

 で、

トップを譲ったビル・ゲイツさんのマイクロソフトとアマゾンは最近、

事業者向けのクラウドサービスでも競争しているそうなので

この番付はその意味でも象徴的、なんて言われているようです。

日本でも最近、

クロネコヤマトが宅配料金を値上げし、

それに追随する企業が続出しましたが、

これなどもアマゾン・エフェクトと言われてますから

その影響力ははかりしれません。

そういえばこの世界長者番付、

最近、日本人が話題になることはあまりありませんが、

1987年から94年までの8年間、

西武グループの堤義明さんや森ビルの森泰吉朗さんが世界１位だった

（ウィキペディアより）

って、みなさん覚えてます？

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