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「大人」の定義が変わります

2018年03月15日

政府は成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる民法の改正案を

閣議決定したそうです。

同時に、

女性が結婚できる年齢を現行の16歳から18歳に

こちらは逆に引き上げることも決めたそうで、

これによって結婚できる年齢は男女とも18歳になります。

日本を除く主要国では「18歳成人」が多いそうですが、

2022年からの施行をめざすこの法案が成立すれば、

明治時代から続く日本における「大人」の定義が変わることになります。

 

ただ、

この改正に合わせて、

「未成年者」や「20歳」と定めている他の法律も見直すそうですが、

飲酒や喫煙はこれまでどおり20歳以上、

競馬などの公営ギャンブルも20歳以上を維持するそうです。

ではどういうことが18歳からできるようになるかというと、

たとえば

親の同意無しでクレジットカードを作ったり、

ローンを組んで商品を購入したり、

あと、

18歳で公認会計士にもなれると新聞には書いてましたね。

たとえ試験に受かっても

これまでは20歳以上じゃないとなれなかったらしいですから。

 

選挙権はすでに18歳から認められるようになってますが、

権利の拡大にはふつう、義務の拡大も伴います。

犯罪に対する刑罰について未成年者を保護する少年法も改正されるのか

現時点ではまだわからないようですが、

大人の仲間入りをする18歳のみなさんには

大人の自覚も求められることになります。

が、

犯罪の刑罰を重くすることの是非はともかく、

個人的には、18歳ってまだ子供だと思いますけどね。

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