キング牧師の暗殺から50年
2018年04月04日
今日4月4日は
アメリカの公民権運動で有名だったキング牧師
が暗殺されてからちょうど50年目の日なんだそうです。
アフリカ系アメリカ人に対する人種差別と闘ったキング牧師といえば
以下の演説が有名ですよね。
「私には夢がある。4人の幼い子供たちが肌の色ではなく、
その人格によって評価されることだ。」
そして先日、
これまでアメリカ国内で何度も繰り返されている
銃乱射事件による悲劇に際して、
このキング牧師の9歳の孫娘の演説が話題になりました。
「私の祖父には夢があった。そして私にも夢がある。
それは銃のない世界。銃による暴力や犯罪はもうたくさん。」
先ほど家を出るとき、
アメリカのユーチューブ本社で銃撃事件があった
というニュースが流れてましたが、
アメリカでは銃の業界団体の政治的な影響力が大きいために
なかなか銃の規制がすすみません。
それでも、
今回は学生などの若者を中心にこれまでにないぐらい
銃規制を求めるデモなどが活発だそうですね。
キング牧師がいたころに比べれば劇的に改善したものの
アメリカではまだまだ根深い人種差別ですが、
それと同じぐらいの根深さを持つ銃の問題は、
これを機会にすすむんですかね?