城下町は風情があります
2018年06月12日
昨日のブログで書いた、
親戚の結婚式で訪れた東北の街というのは山形県の鶴岡市
というところなんですが、
ここは私の母親の出身地で、
子供のころからよく行ってました(当時は移動に15数時間以上かけて・・・)
で、この鶴岡市というのは
もともと庄内藩のお城があったところで
いわゆる城下町だったところです。
現在の人口は12万人ぐらいだそうなので旭川よりずっと小さい街ですが、
これまで鶴岡市内中心部をゆっくり見たことが無く、
今回はたまたまそういう時間があったので
お城の跡地を中心に徒歩で回れるところを見てきました。
子供のころから思っていたことですが、
北海道ではほとんど見られない瓦屋根の昔風な家が多く、
なんとも風情がある街です。
財政が豊かだった庄内藩は
近代的な武器を多く持ち、明治維新当時は最強の藩の一つと言われたそうですが、
幕府側として戦って官軍に負け、
西郷隆盛さんの寛大な措置から西郷さんとの親交が深くなり、
西郷さんゆかりの資料なども多く残っているそうです。
現在、NHKの大河ドラマで西郷どんをやっているせいか、
そうしたPRもいたるところで見られました。
鶴岡市出身で藤沢周平さんという有名な作家がいますが、
この人の作品の「たそがれ清兵衛」は映画化もされ、
私の大好きな作品でもあります。
同じ東北でもその他の地域と比べてやわらかい感じがする山形弁
も映画の中では聞けますよ。
「んだの~」(そうだね~)とか(笑)
最近はクラゲで一躍全国区になった加茂水族館が有名ですが、
さくらんぼでも有名な山形県鶴岡市、
機会があればみなさんもぜひどうぞ。
東北なのに、旭川から行くには東京より遠い場所ですが・・・。