カナノウ旋風
2018年08月22日
夏の高校野球が終わりましたが、
今年はなんといっても秋田の金足農業高校でしたね。
秋田県代表としては第1回大会以来103年ぶりの決勝進出で話題になり、
おまけに、
今回優勝した大阪桐蔭をはじめ、
有力選手を全国からスカウトする私立高校全盛の時代にあって
カナノウはなんと公立高校で全員が秋田出身なんだとか。
これはもう、地元の盛り上がりは大変だったでしょうね。
そういう意味で、
「スター軍団」と言われた大阪桐蔭などと比べて
みずからを「雑草軍団」なんて言ってたそうですが、
いやいや、
史上初2度目の春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭の偉業が
ちょっとかすんでしまいました。
日本人は判官びいきですしね。
秋田を含む東北勢はまだ一度も甲子園で優勝したことがなく、
かつて関東の栃木と東北の福島との間にあった「白河の関」という関所になぞらえて
甲子園の深紅の優勝旗は白河の関を越えられない
なんて言われてるそうですが、今回も残念でした。
ちなみに、
今から14年前、現在アメリカ大リーグで活躍するマーくん(田中将大投手)を擁する
北海道の駒大苫小牧が甲子園で優勝したので、
北海道勢はすでに優勝を経験し、
深紅の優勝旗は白河の関をすっ飛ばして、
飛行機で津軽海峡はすでに渡っている、なんてことも言われてますよね。