実は9秒台だった!
2018年08月28日
ジャカルタで開催されている4年に一度の陸上アジア大会で
男子100m決勝に出場してみごと3位銅メダルを獲得した山県選手の公式タイムは
10秒00
と、自己ベストと同タイムだったそうで、
惜しくも日本人2人目の9秒ランナーとはなりませんでした。
ただ、実はこのタイム、
1,000分の1秒まで計測した上で
100分の1秒単位に切り上げるというルールでのタイムで、
計測された1,000分の1秒単位の記録はなんと
9秒997
と、実は9秒台の記録だったんだそうですね。
まあ、
ルールでそうなっている以上、
記録として残るのはあくまで10秒00で
公式には9秒ランナーとは公言できませんが、
計測上は9秒ランナーだったわけです。
で、
公式記録が9秒台となるためには1,000分の1秒単位で
9秒981~9秒990となる必要があり、
今回の山県選手の9秒997との差を距離にすると
なんとたったの7センチ!だったそうです。
ただ、陸上の短距離ではこの7センチが遠いんですよね・・・。