サマータイムの是非
2018年08月31日
2020年の東京オリンピックに向けて
サマータイムの導入が話題になってます。
夜明けが早く、日没が遅くなる夏の間に
時計の針を1時間ないし2時間ぐらい進めると
朝早い時間帯から仕事などが始まることで省エネにつながるのと
夜は早いうちに仕事が終わることで
その後、食事に行ったり飲みに行ったりといった経済効果がある
ということが言われてます。
ところが、
このサマータイム導入の先進国であるヨーロッパなどでは
あまり効果がない(どころかデメリットが大きい)ということで
現在、廃止が検討されているんだとか。
実は日本でも終戦後間もなく、
GHQの指示でサマータイムが導入されたことがあったらしいんですが、
あまり評判が良くなく、4年ぐらいで廃止されていたそうです。
コンピュータ化が進んだ現在、
「時刻」はあらゆるところでインフラとして使われているために、
システムなどを含めてこれらを修正しようとすると
3年~5年はかかる、と言ってる専門家もいるようですが、
そこまでしてやらなきゃならないんですかね?
時計の針を実際に進めなくても、
7月と8月は朝6時に出勤して午後3時に終業
なんてことにすれば効果は同じような気がするんですが、ダメですか?