一生の仕事というのはえてして・・・
2018年09月11日
今月の日経新聞の「私の履歴書」は
ファミリーレストランでおなじみのすかいらーくの創業者
横川竟(きわむ)さんです。
昭和28年(1953年)、
横川さんが中学を卒業して最初に就職したのは冷蔵庫製造の会社だったそうですが、
これが今でいう「超」がつくブラック企業で
横川さんは体調を壊して退職せざるをえなくなります。
で、次に就職したのが東京築地の会社で
仕事は住み込みで朝、昼、晩と社員のごはんを作ることだったそうです。
のちにファミリーレストランを創業する人が
社員のごはんを作る仕事に偶然ついたというのは
「縁」を感じずにはいられませんが、
一生の仕事というのは、
えてしてこういう偶然がきっかけになったりするもんですよね。
もともと本人が希望していたわけではない仕事に就いて、
その後、その仕事で起業して大きな成功をおさめた有名な経営者は数多くいますが、
こういう例をみるたびに、
人生ではこうした「縁」を大事にしないと
と、つくづく思います。