節税保険が縮小?
2018年10月22日
会社が経営者などにかける生命保険には
支払った保険料が経費となる結果、
法人税などが節税できる商品がいろいろあります。
もちろん、
そのまま保険料を支払いっぱなしで
節税はできても、
それ以上に保険料のキャッシュアウトが多いと意味がないので、
あとで解約したときに比較的多額の返戻金が戻るようになっていて
支払った保険料も取り戻せる、という形になっています。
そのため、
生命保険本来の機能である「万一に備える」ことはさておき、
節税のためだけに入る保険が過熱していました。
そこで最近、保険会社の監督官庁である金融庁は
行き過ぎた節税商品の規制を強めており、
保険会社によっては新商品の発売を延期するところも出てるようです。
保険会社による節税商品の開発と国による規制
といういたちごっこは過去からずっと続いてきたことなので、
今後もこうしたことは続くんでしょうけどね。