これからは暗号資産と呼んでね
2018年12月19日
金融庁が、「仮装通貨」の呼び名を「暗号資産」に改め、
それに合わせて関係法令も整備すると発表しました。
G20など最近の国際会議では、
仮想通貨ではなく暗号資産と呼ぶのが主流になっているそうで、
表向きはそれに合わせるという理由のようです。
もちろん、表向きじゃない理由もいくつかあるようで、
ひとつは、「通貨」と呼ぶことに対する抵抗感だそうです。
代表的なビットコインなどは
決済手段として使われることよりも投資目的で買われることが多く、
一般的な「通貨」と混同されるのを避けたいということだそうです。
また別の理由としては、
「暗号資産」というなにやら怪しげな名称にすることで、
普通の通貨とは違い、
ハッキングなどによって消失するリスクがあることも明確にしたいんだそうです。
ビットコインの相場は現在、
ピーク時の5分の1にまで下落しているそうですが、
投資目的で購入した方々の中には売るに売れず、
塩漬けになっているケースも多いんだとか。