東京オリンピックと税理士試験
2019年01月17日
来年の東京オリンピック・パラリンピックの大会期間と重なり、
試験会場や受験生の宿泊先の確保が困難になるとか、
交通機関が混雑するなどといった理由から
毎年8月上旬に行われている税理士試験の試験日を8月中旬にずらす
ということが検討されているんだそうです。
ふだん、あまりテレビから聞くことのない「税理士」
という言葉がニュースで出ていたので思わず目を向けたら
そういうニュースでした。
税理士試験そのものは全国各地の会場で行われていて
昨年は科目別受験者まで含めると受験申込者数が58,000人ほどで
そのうちの約半数が東京の会場で受験していたそうです。
合わせて、中小企業診断士の試験は8月上旬から7月中旬に、
東京都の教員採用試験も日程変更が検討されているそうで、
教員採用試験はオリンピックにボランティアで参加する学生への配慮だそうです。
税理士試験は後ろにずれるから問題ないでしょうけど、
中小企業診断士の前倒しというのは受験生にとっては厳しいですよね。
試験日が3週間も早くなるんですから。
いや、
試験直前で東京オリンピックをゆっくり観戦できない
税理士受験者の方がむしろ大変なのかな?
今後も、オリンピック開催は意外なところに影響してきそうですね。