日本の本当のキャッシュレス比率は?
2019年01月21日
日本のキャッシュレス比率は2割程度で
韓国(89%)やアメリカ(45%)に後れを取っている
という指摘が以前からされてました。
ところが最近、
実は日本のキャッシュレス比率は5割を超えている
という調査結果が出て話題になってます。
もともと「2割」というのは経済産業省が公表したデータですが、
今回の「5割」というのは、金融庁が公表したデータなんだそうです。
で、何が違うかというと、
公共料金や家賃、ローンなどの口座引き落としを
「キャッシュレス」に入れていないのが経産省、入れたのが金融庁
なんだそうです。
日本以外の主要国では
日本ほど口座振替制度が充実しておらず
なんでもクレジットカードで払うことが多い国と比較されることに
銀行業界は不満を持っていたようで、
口座振替の利便性を強調したい銀行業界と(手数料が入りますからね)
決済サービスは自分たちの領域という金融庁の思い(経産省へのライバル心?)
が合致した今回の発表という見方もあるそうですけど・・・。
ただ、
特に地方の小売店や飲食店などではまだまだ
ICカード決済ができないところが多いですから
これは今後増えていってほしいですけどね。