税率の差をどうするか
2019年09月04日
消費税率の引き上げと同時に行われる軽減税率の導入
まであと1か月をきって、マスコミなどでも連日、
消費税の話題を目にするようになってきました。
特に、
店内飲食とテイクアウトで税率が異なる飲食店では
同じ商品なのにお客様へ提供する価格が異なってしまうため、
これをどうするか、各社の対応が注目されています。
そんな中、
牛丼チェーン大手のすき家が、
店内飲食の場合の「税抜き」価格を値下げすることによって
店内飲食の場合もテイクアウトの場合も「税込み」価格は同一にする
と発表しました。
同様の措置をいち早く発表していたケンタッキーフライドチキンや
同じく牛丼の松屋なども同じ対応をするそうです。
一方で、
吉野家やミスタードーナツなどはこうした対応を取らず、
店内飲食とテイクアウトで価格が異なることになるようです。
消費者の混乱が必至と思われる軽減税率ですが、
そもそも軽減税率が適用されるかどうかについて
実務上はけっこう判断に迷うケースが多いので
このブログでも何回かの連載をしてみましょうかね。