意外に中世
2019年09月05日
「ハリー・ポッター」といえばイギリスの児童文学で、
映画化もされた世界的なベストセラーですが、
(私は実は読んだこともなければ、映画も見たことがないんですが・・・)
このたび、
アメリカのテネシー州ナッシュビルの学校図書館から
このハリー・ポッターシリーズの本がすべて撤去されたんだそうです。
その理由というのが、
物語に出てくる呪文が実在のもので、
本を読んだ人に悪霊を呼び寄せてしまうから、という
カトリック教会の神父さんの指摘が原因なんだとか。
私自身、仏教など宗教的な価値観はすごく大切にしてますけど、
(仏教徒では無いんですけど)
キリスト教、とくにカトリックのこうした「形式的」な考え方って
21世紀の現代にあっても、意外に「中世」ですよね。
「自然」や「サムシング・グレート」
などに対する畏怖の気持ちが薄れつつある現代では
それがまたいいのかもしれませんけど。