初の20兆円超
2019年12月19日
来年2020年度の政府予算案で
消費税の税収が初めて20兆円の大台を超えることになったそうです。
この金額は所得税を上回り、
消費税の税収が初めて税金の中で最大となることを意味します。
これまで最大だった所得税は去年と同じく20兆円を少し下回る金額、
法人税の税収見込みも去年並の12兆円だそうです。
ちなみに、
2019年度の予算は
所得税が19.9兆円(19.6%)
消費税が19.4兆円(19.1%)
法人税が12.8兆円(12.7%)
となっていたそうですから(カッコ内は国の歳入に占める割合)、
消費税が所得税を抜くのは時間の問題だったんですね。
平成27年の改正で納税者が増えた相続税は2.2兆円(2.2%)だそうですから、
やはり、税収は所得税、消費税、法人税がメインです。
まあ、消費税率アップで買い控えが想定以上であれば
思ったほど税収は伸びないかもしれませんが、
はたしてどうなりますか。
食品などを8%のまま据え置く軽減税率の評判も悪いですから、
軽減税率が廃止となって一律10%になるかも、なんてウワサについても
今後どうなりますか。