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インフォデミック

2020年04月07日

先日テレビで

フェイクニュースの特集をやってました。

今回のコロナの影響で一時期お店からトイレットペーパーが消えたのは

記憶に新しいですが、

これも元々はSNSのフェイクニュースが原因でした。

2003年のSARS流行時と比べて

現在の情報拡散力は68倍にもなっているという

某コンサルティング会社の調査結果もあるそうで、

たしかに、昔は一般人の情報伝達は1対1が基本でしたが、

SNSが普及してからは1対多数が一般的になりました。

テレビの特集では、

メキシコで、SNSでの拡散をきっかけに無実の人が誘拐犯にされてしまい、

大勢の前で焼き殺されるという衝撃的な事件を取り上げてましたが、

フェイクニュースが引き起こした事件としては本当に怖いことですよね。

しかも、

SNSではポジティブな事実よりネガティブなフェイクの方がより早く拡散する

という傾向があるそうで、

すでに各国の選挙でも対立候補を貶めるためにこの手法が用いられてるそうです。

比較的信頼度が高いと言われていた映像(画像)ですら、

最近はAI(人工知能)を使って精巧に偽造することができるそうで、

ある人の顔と他の人の体を合成したり、

口の動きを変えてその人が本当は言ってないことをしゃべらせたりすることもでき、

しかもぱっと見では見破れないほどよくできてるんだそうです。

 

インフォデミック(パンデミックとインフォメーションを組み合わせた造語)の時代、

何を信じればいいのか・・・。

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