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がんばってた人ほど被害が甚大

2020年05月28日

昨日、今回のコロナに関連した第2次補正予算案が閣議決定されました。

その中には、

従業員給与の一部を助成する雇用調整助成金の値上げや

中小企業などへの家賃支援として

月額100万円を上限として、半年分で最大600万円の助成

といった内容が含まれています。

その他、無利子無担保融資の拡大など

休業を余儀なくされている事業者を支援する内容が追加されていますが、

昨日、テレビでインタビューを受けていた飲食店経営者の言葉

が印象的でした。

そこは都内で20店舗ほどの飲食店を運営し、

アルバイトを含めた従業員の数は300名ぐらい。

20店舗の家賃の合計は月額2,000万円(1か月分ですよ)とのことでしたから、

今回追加された家賃支援ではまったく足りません。

また、従業員の数も多いですから給与の負担も多額で、

社長いわく、

「会社の規模を拡大して雇用を増やし

 社会に少しでも貢献しようとがんばってきた経営者ほど

 今回の被害が大きい・・・

 自分たちのような事業者にもチャンスを与えてほしい」

 

ごく零細な規模で事業をしている方々は

国の支援で生き残れるかもしれませんが、

ある程度の規模にするまでがんばってきた事業者が

国の十分な支援を受けられずつぶれていくとしたら、

これもなんだか理不尽な気がします・・・。

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