最年少タイトルは持ち越し
2020年07月10日
将棋の藤井聡太さんがタイトルに挑戦しているニュースは、
私のように駒の動かし方ぐらいしかわからない人まで注目していますよね。
昨日はタイトル獲得まであと1勝というところで
残念ながら負けてしまいました。
「残念ながら」と書きましたが、
たぶん、このニュースに注目している人の多くが
そういう感想だったと思います。
対戦相手の方には申し訳ないですけどね・・・。
なにしろ対戦相手の渡辺さんはその見た目と強さから
「魔王」とも言われてるそうですから(ご本人公認)
藤井さんと比べるとどうしても悪役っぽくなっちゃいません?
そんなわけで最年少でのタイトル獲得を
日本中から期待されてる藤井さんですが、
現在、藤井さんは「渡辺魔王」に挑戦している棋聖戦と同時進行で
王位というタイトルにも挑戦しています。
その王位のタイトルを保持しているのが木村さんという棋士なんですが、
木村さんは現在、北海道新聞の夕刊で
タイトルを獲得するまでの道のりを連載しています。
早熟の天才が多い棋士の中で、
木村さんは46歳という最年長記録で初タイトル(現在の王位)を獲得した苦労人で
新聞の連載もけっこう泣けるんですよ・・・。
なので、
木村さんを応援したい私としては
藤井さんにはぜひ、棋聖以外の他のタイトルも持つ渡辺さんに勝って
タイトル獲得を達成してもらい
王位しか持ってない木村さんにはタイトルを残してあげてくれないかな
なんて思ってます。