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犯罪者のセリフ

2020年07月15日

ダンボール箱に入れた子犬を前に

それをしゃがんで見ながら涙を流す親子のイラストとともに、

以下のようなコメントを載せた広告が最近、新聞に出てました。

 

「親切な人に見つけてもらってね。」

 

 ! 優しそうに聞こえても、これは犯罪者のセリフです。

 

広告主は公益財団法人日本動物愛護協会で、

愛護動物を捨てたり虐待すると懲役や罰金が課される犯罪であることを

知らせるものでしたが、

イラストのやさしい感じと、厳しい警告文のギャップとが強烈で

印象に残る広告でした。

 

動物を飼う以上、

最後まで看取る覚悟がないと飼っちゃダメですし、

やむを得ない事情で手放さざるをえないときにも

新しい引き取り手を探すための正しい段取りを踏まないとダメ

なことは当然ですが、懲役という罰則があるのは知りませんでした。

 

我が家では数年前、13歳で亡くなったゴールデンレトリバーを見送り、

現在はこれまた13歳の高齢になるトイプードルを飼ってますが、

このトイも最近、衰えが出てきて、ちょっと悲しい感じです。

弊社事務所で最近犬を飼った職員の話なんかを聞くと、

今のトイが死ぬ前に別のを、なんて考えも浮かぶことはありますが、

なにしろ、この先10年とか15年飼い続ける覚悟が・・・。

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