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チャイナマネー恐るべし

2020年07月31日

先日、録画してあった過去の映画で

シリーズもの3作を続けて見ました。

(1作目のヒットが無ければシリーズにはならなかったと思いますけど)

ロッキーやランボーでおなじみの

シルベスター・スタローン主演の「大脱出」という映画です。

1作目は今から6年前に公開されたんですが、

なんと、

ターミネーターでおなじみのアーノルド・シュワルツェネッガーとの共演で

当時は「肉体派」2大俳優共演ということで話題になりましたが、

そういった話題抜きでもけっこう面白い映画でした。

で、2作目以降を私は見てなかったので楽しみにしてたんですが、

2作目と3作目の出来には悪い意味で驚きました・・・。

主演はスタローンのはずなんですが実際には脇役程度で、

中国(香港?)の俳優さんがほとんど主役級の活躍をします。

もちろん、シュワルツェネッガーは2作目以降出ていません。

おまけに、これは本当に必要なんだろうか・・? 

というぐらいカンフー・アクション満載で、

いろんな設定にも無理があり、おもわず苦笑してなかなか感情移入できません・・・。

さらには、

もともと脱獄のプロが難攻不落の刑務所から脱獄するという設定なので

「大脱出」というタイトルの映画なのに、

3作目にいたっては脱出(脱獄)の設定にすらなってません・・・。

そういうわけで、途中かなり早送りしちゃいました(1作目は普通に見ましたけど)。

 

映画の始まりに制作会社などの名前がいっぱい出る場面で

中国系の会社の名前が出ていたので、

映画の制作に中国からお金が出ているんだなとは思いましたが、

チャイナマネーは映画の内容や出演者までも変えさせてしまうようです。

 

最近、アメリカと中国の関係がギクシャクしている中で

ハリウッドも中国にやられてしまっている、という批判が出ていますが、

この映画を見て、「確かに」と思いました。

最近のハリウッド映画で妙にアジア系(中国系)の出演者が出ていたら、

制作にはきっと、中国からたくさんお金が入ってるんでしょうね。

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