ヒグマ出没が増えてます
2020年09月01日
昨日31日の朝、旭川の隣町の当麻町というところで
養豚場の子豚が死んでいるのが見つかり、
どうやらヒグマに襲われたようだ、ということでした。
この近くに住んでいる弊社の職員もいるため
ちょっと心配になりましたが、
実は、旭川でもここ最近、熊の目撃情報があいついでいます。
今年の4月以降だけでもすでに37件もの目撃情報があるようで、
今年は例年よりも多いそうです。
餌不足や宅地開発などに伴う人里と熊生息エリア間の緩衝地帯の減少、
さらには複数の理由から地元猟友会による駆除ができなくなっているなど
熊出没が増えている理由には様々な原因があるようですが、
目撃された場所の中には人が住んでいるすぐ近くのところもあり、
事故が起きないか心配です。
なにしろ北海道には「三毛別熊事件(さんけべつ ひぐまじけん)」という
忌まわしい記憶がありますからね・・・。
三毛別熊事件というのは、
1915年(大正4年)に苫前村(当時)の三毛別というところで起こった、
熊による獣害としては日本史上最悪とも言われている事件で、
ヒグマが人を襲い、7人もの人が死亡するという痛ましいものでした。
この事件を知らない人がその詳細をみようと思う際には
トラウマになる可能性もありますのでご注意を・・・。