今年のハルキムラカミははたして
2020年10月02日
今年のノーベル文学賞の発表が来週8日に行われるそうです。
例によって、
イギリスのブックメーカー(賭け屋さん)が受賞者候補として挙げている中には
今年も村上春樹さんの名前があります。
オッズ(賭け率)では3番人気なんだとか。
毎年名前が挙がっては受賞を逃している村上さんですが、
ご本人は受賞にあまり興味が無いそうで、
こうやって騒がれるのもあまりうれしくないようです。
ご自身の分析でも、
自分の小説はノーベル文学賞向きじゃない
と言ってるぐらいですしね。
それでも、
ハルキストと呼ばれる村上春樹ファンの一部の方々は毎年、
受賞を心待ちにしているようで、
たぶん今年も発表直前にはそういったニュースが流れるでしょうね。
ハルキストというほど熱烈なファンではないものの、
これまで出た小説のほとんどを読んでいる私としては
正直なところ、受賞してもしなくても別にいいかな、と思ってます。
村上作品に「箔」がついてもつかなくても
小説の面白さが変わるわけじゃないですからね。