ファクターXか?
2020年10月06日
欧米でのコロナの感染者数や死亡者数に比べて
日本や韓国、台湾、中国などアジアでの感染者数や死亡者数が少ない理由に
なにか原因があるはずだ、ということで
仮にその原因を「ファクターX」とよぶことにしようと言ったのは
ips 細胞でおなじみの山中教授ですが、
そのファクターXのひとつとして
タンパク質の遺伝子タイプが関係しているかもしれない
ということが、国立国際医療研究センターというところから発表されました。
コロナの感染と関わりが深いあるタンパク質の遺伝子のうち、
その遺伝子が多いほど感染者や死亡者が少ないという統計的なデータがあり、
欧米人よりアジア系の人種がそれを多く持っているんだそうです。
もしそれが本当に関係しているなら、
アジア系の人たちは遺伝的にコロナに感染しづらいとか重症化しづらい
ということになるかもしれませんので
期待を持ってその結論を待ちたいところですよね。