DX
2020年10月12日
「DX」という文字を見て、
多くの人は反射的に
デラックス
って読んじゃうと思うんですけど、
それは私と同年代以上の人だけかな?
商品名にしろ、なにかの名称にしろ、
DXといえばこれまでは当然、デラックスでしたから。
ところが最近、
新聞などでこの「DX」を見かけることが多くなりましたが、
この場合はほとんどが「デラックス」じゃありません。
言うまでもなく、最近使われるDXは「デジタルトランスフォーメーション」
のことで、意味は、デジタル技術による業務やビジネスの変革のことです。
最近、東京都内で乗ったタクシーの社内動画広告で、
元SMAPの稲垣吾郎さんが出演するCMを見ましたが、
それがこの勘違いを面白おかしく演じるものでした。
稲垣さんが部下と思われる人に、「やっぱり、デラックスだよねー」
と言うと、部下と思われる人は心の中で、「あ、間違ってる・・・」
と思う場面が出てきます。
で、CMの最後のほうで稲垣さんが
「やっぱり、デジタルトランスフォーメーションだよねー」と言うと、
部下が「あ、直ってる」って思うCMです。
このCMを作った人は
私と同年代の人かなー、と思っちゃいました。