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表現の自由を履き違えてるような・・・

2020年11月02日

フランスの週刊誌が、

イスラム教の預言者の風刺画を掲載したことによって

フランスなどでテロが発生しています。

同週刊誌を発行する会社では5年前にも同じことをして

イスラム教過激派によるテロを受けていますが、

今回もまた同じようなことが起きてしまいました。

フランスでは「表現の自由」を強調してテロとの対決姿勢を打ち出してますが、

こうしたフランス政府の姿勢に違和感を覚えるのは私だけでしょうかね?

たとえば、

公の場で自分や自分の家族・友人が罵倒されたら

誰だっていい気持ちはしないでしょうし、

相手が悪ければ、暴力による反撃を受けるかもしれません。

私はイスラム教徒じゃないのでわかりませんが、

イスラム教徒の方々にとっては

預言者を冒涜するのは許されない行為なんですよね?

日本には「名誉毀損罪」という罪がありますが、

他人が嫌がるようなことを言ったりやったりしないというのは、

法律以前に、人としての倫理観だと思うんですが、

なぜ、あえてイスラム教徒の方々が嫌がるようなことをやらなきゃならないのか

私にはなかなか理解できません。

テロを起こす側の方が悪いのは言うまでもありませんが、

信念のためには人を殺すことも厭わないような相手に対して

なぜ、あえてケンカを売るようなことをするのかも理解できません。

今回の風刺画がそういうリスクをおかしてでもやらなければならないほどの理由

があったのかどうかも私にはわかりませんが、

テロの犠牲となった何の罪も無い方々やその家族に対して、

テロの原因を作った週刊誌の発行会社はそれでも

表現の自由だからやむをえない、と言えるんでしょうかね?

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