世界初?
2020年11月12日
ホンダが世界初の自動運転レベル3の車を今年中に発売する
というニュースが出てました。
レベル3の自動運転というのは、
一定の条件のもとで運転をすべて車にまかせ
ハンドルやアクセル・ブレーキ操作をせず
運転中にテレビを見たり電話をかけたりできるもので
いわゆる「自動運転」というのはこのレベル3からと言われてます。
日本では今年の4月に法律が改正されて
レベル3の車が公道を走行することができるようになったそうです。
で、
車に興味のある方はこのニュースを聞いて、
「おや?」と思ったかもしれません。
たしか、レベル3の車を一昨年に世界で初めて開発したのはドイツのアウディで
その車は現在、日本を始め世界中で市販されてるはずなので、
今回のホンダが世界初? という疑問です。
で、そこを調べてみたところ、
アウディがレベル3の車を市販した時点では各国の法整備が整っておらず、
一般向けの販売に必要な型式認証が得られなかったために
あえてレベル3の機能を搭載せずに販売しているため、
形式的には今回のホンダが世界初ということになるようです。
高齢者による事故が問題になっている現在、
自動運転の車が一般的になれば
高齢者の方々も免許返納をせずに済むかもしれませんので
早く実用化してほしいものです。