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映画雑感 vol.10

2021年02月05日

これまでハリウッド映画ばかり紹介してきましたが、

今回は「たそがれ清兵衛」という日本映画をご紹介しましょう。

2003年の日本アカデミー賞で最優秀作品賞を獲った時代劇映画です。

原作は歴史小説で有名な藤沢周平、

主演は真田広之、幼馴染みの女性を演じたのが宮沢りえ、

監督は「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」などで有名な山田洋次監督で、

私もこれまで何度も繰り返し見ている素晴らしい映画です。

 

徹底したリアリズムにこだわって作ったそうで、

たとえば、

貧しいサムライである清兵衛が生活のために内職をしているんですが、

その設定がなかなかリアル・・・。

現代(や普通の時代劇)と違って室内は暗いし、

清兵衛は「たそがれ」ちゃってるから足袋には穴が空いたままで、

頭頂部もちゃんと剃らないから産毛がポヤポヤと生えたままだし、

(こういう細かいところもリアル)

食事も貧相な上に、埃っぽくて不潔だし、

でもだからこそ、

本当の幸せとはなにか、が際立っていて

そうした描写のすべてが印象的でした。

エンディングで井上陽水の曲が流れるときには

私はこれまで何度も涙を流してしまったんですが、

よくできた時代劇を見たい方にはぜひおすすめしたい映画です。

なお、

リアリズムにこだわった時代劇なので

真剣による決闘では血が飛びますから、

苦手な方はご注意を。

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