最近旭川が注目されてますが
2020年12月03日
コロナの感染者が急増していることから、
全国ニュースでも取り上げられることが増えた旭川ですが、
これに関連して昨日はちょっとした「騒ぎ」がありました。
旭川市内では吉田病院というところと、
基幹病院のひとつである厚生病院でクラスターが発生した結果、
感染者が急激に増えてます。
特に、吉田病院の感染者が120人を超えたあたりから札幌市内のクラスターを抜いて
北海道内最大のクラスターとなってしまい(昨日時点では厚生病院が最大に・・)、
俄然注目を集めるようになりました。
それに伴い、吉田病院の感染対策はどうなっていたのか
といった批判も聞かれるようになってきていた昨日、
吉田病院の理事長が同病院のホームページ上で
旭川市に対して看護師の派遣や感染予防具の供給をお願いしたのに断られ、
市内の基幹病院のひとつである旭川医科大学病院には
感染者の受け入れを要請したのに断られ、
それによって吉田病院内でのクラスターが拡大してしまった、
と、旭川市と医大を批判する内容を掲載したそうです。
これを受けて旭川市の西川市長は記者会見でこの件の釈明をし、
医大も吉田病院からの感染者受け入れを検討することになったそうです。
今回のコロナが本当にやっかいだなと感じるのは、
このように感染者を出した団体や会社を批判する世間の空気と
感染した人に対する批判と差別意識ですよね。
会社などに対しては、感染対策をちゃんとやっていたのか、と批判し、
感染した人に対しても、このコロナ禍の中どこをほっつき歩いてたんだ
といった感じです。
ある程度対策を取っていたとしても、
風邪と一緒で誰だって感染するときは感染するのに・・・。
それもこれも、
マスコミを始め、あまりにも騒ぎすぎるからじゃないかと思ってるんですが、
最近そういうことを言う人が増えてきた気がします。
前にも言ってますが、もう、毎日の感染者数を公表するのはやめちゃえば
世間の空気も少しは変わるような気がするんですけど、どうでしょう?
だって、
コロナの死亡者数って、今年1月からの累計で2,200人ちょっとなのに対して、
季節性のインフルエンザではワクチンも治療薬も存在してるのに、
毎年3,000人(インフルによる直接死)~10,000人(インフルによる持病の悪化死も含む)
もの人が亡くなってるんですって。毎年の数字ですよ。
そして、これだけの人が亡くなってるのにインフルでは医療崩壊も起きてません。
コロナにかかってもほとんどは軽症か無症状だというなら、
コロナとインフルのいったいどっちが怖いのか
って、素人的には感じてしまうんですけどね。
もちろん、
だからコロナなんか恐れなくてもいいなんてことは言いませんし、
感染対策もできる限りちゃんとやりますけど、
もう、こんな大騒ぎをして恐怖をあおらなくてもいいんじゃないですかね・・・。