はやぶさの玉手箱
2020年12月07日
宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999で育った世代としては
もちろん宇宙のことには興味がありますし、
星や星座の写真を見たりするのも実はけっこう好きなんですが、
物理が苦手だったせいもあり、まったく詳しくはありません。
なので、今回と前回の「はやぶさ」のことも
アメリカの月探査や有人宇宙飛行に比べると、
なんとなく華やかさに欠けるせいか(素人考えですいません・・)、
そのすごさにはもうひとつピンと来てなかったんですが、
実はすごいことだったことがなんとなくわかってきました。
アメリカのNASA(アメリカ航空宇宙局)の副局長さんが
今回のはやぶさの成果について「歴史的」と称賛し、
ニューヨークタイムズ紙の電子版でも、
「宇宙探査における日本の地位は米国、欧州、ロシアに並ぶ中心的なプレーヤー
に高まるだろう」
と評したんだそうです。
確かに、何十億キロも離れたところにいる探査機を地球から操作して、
誤差60センチという大変な精度が求められる小惑星の着陸に成功させる
なんてことひとつ取ってみても、
素人が考えてもすごいことです。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の人たちが「玉手箱」と呼ぶ、
オーストラリアに着地させたカプセルが
流れ星のように尾をひいて大気圏に突入する映像を見て
思わず涙が出そうになったのは
私が年を取って涙もろくなったせいでしょうかね・・・
まだ見てなかったんですけど、
たしか、はやぶさの映画がありましたよね。見なきゃ。