面白いドラマでした
2021年02月08日
テレビドラマをあまり見ない私が毎週楽しみにしていたNHKの大河ドラマ
「麒麟がくる」が昨日最終回でした。
コロナの影響で撮影が中断した結果、
通常は年内で終わる大河ドラマが今回は越年になったり、
出演女優さんが薬物使用で逮捕されて交代があったりしたものの、
交代した女優さんの演技が素晴らしいと評判になったり、
内容以外でもなにかと話題になった大河ドラマでしたが、
話を縮めたりはしょったりされなくてよかった。
歴史にあまり詳しくない私は、
主人公の明智光秀にはあまり良いイメージがありませんでしたが、
今回のドラマでその印象はかなり変わりました。
残されている歴史的な資料などから推測される実際の光秀という人も
どうやらそんなに悪い人ではなかったようだというのも
よりいっそうドラマを面白くしてくれました。
歴史というのは古今東西、常に勝者が書くものですから、
敗者がよく書かれるわけはありませんからね。
逆に、
あらためて史実はどうだったのかと見れば見るほど
昔は良い印象だった「勝者」である豊臣秀吉は
あまり良い印象を持たなくなってきました。
私が子供のころに習ったり本を読んでいた数十年前と比べて
新たな資料の発見などで研究が進んだ結果、
歴史の捉え方そのものも変わる例が多くあるようですしね。
次回の大河ドラマは近代日本経済の父といわれる渋沢栄一ですが、
私はしばらく「麒麟ロス」になりそうです。