ジャパン・アズ・ナンバーワンも今は昔
2021年04月08日
1970年代初めまでの高度経済成長期と
1980年代のバブルのころまでの日本的経営や日本経済の強さを象徴する言葉として
アメリカの社会学者さんの著書を基に「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
ということが昔よく言われたのものですが、
それもまさに昔の話。
デジタル・トランスフォーメーションでは世界から「周回遅れ」と言われ、
あれほど強かったはずの日本企業は次々と海外の企業や投資ファンドの買収対象となり、
今回とうとう、日本を代表する企業のひとつである東芝までが
イギリスの投資ファンドの買収対象になってるようです。
いったい、日本はいつからこんなに弱くなってしまったんでしょうか?
それとも、
ヨーロッパの先進国と比べて日本はもともと人口が多かったですから、
(主要先進国で人口が1億人を超えてるのはアメリカと日本だけ)
それが現在でもGDP世界3位という「規模」としては表れてるものの、
国民一人当たりのGDPは先進国中最低で、
実はもともとそれほど強くはなかったのか・・・。
いずれにしても、
こうして日本の企業や不動産が次々と海外に買われていくのを見るのは
なんとも寂しいもんです。
「日はまた昇る」という日本の復活はこの先はたしてあるんでしょうかね?