温暖化で北海道がワイン王国に
2021年05月11日
去年から今年にかけての世界のニュースの中心はなんといってもコロナですが、
温暖化もあいかわらず話題になってます。
その温暖化はいろいろなところに影響を与えてますが、
農作物への影響は大きく、
日本では米どころがだんだんと北上し、
フランスではワインの生産にも影響が出ているようです。
フランスは昔から美味しいワインの生産地として有名なワイン王国ですが、
そのフランスでも近年の温暖化によって原料のブドウ収穫に影響が出ており、
ワイン作りもこれまでとは違うやり方を迫られているんだそうです。
で、そのフランスの名門のあるワイン生産者が4年ほど前、
北海道の函館に会社を設立して、
そこでワインのためのブドウ作りを始めているんだそうです。
日本でも本州のような蒸し暑いところではワイン用の良いブドウが取れない一方、
北海道の気候は現在、ワイン用のブドウ作りに適しているんだそうで。
そのため、国内のワインメーカーもあいついで北海道に進出しているらしく、
今後、北海道はワインの生産地として世界的に有名になるかも
なんてことも言われているんだとか。
もともと取れてた海産物が取れなくなったりといった、
温暖化によるマイナスの影響ももちろんありますが、
今回のワインといい、北海道産のお米の評価が上がってることといい、
北海道は今後もまだまだ「食」で勝負できそうですね。