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映画雑感 vol.25

2021年07月02日

前回に続いて、今回も歴史ものをご紹介しましょう。

日本では2000年に公開された「グラディエーター」です。

古代ローマ時代の剣闘士を扱った映画で、

ストーリーそのものはフィクションなんですが、すごく面白い映画でした。

第73回アカデミー賞では作品賞を取り、

批評家などからも評価の高かった映画です。

主演はラッセル・クロウで、

こういう役がぴったりの俳優さんなんですが、

最近公開されたばかりの映画で、

あおり運転をする怖い怖い男の役を演じると聞いて

映画館で見ようと楽しみにしていたら、なんと公開が終わってました・・・。

コロナのせいで映画館からも足が遠ざかってたせいです・・・。

 

主演のラッセル・クロウはもちろん印象深いんですが、

グラディエーターを最初に見たとき、

主人公の敵役を演じた俳優さんがとにかく憎らしい人で

(それだけ演技が上手だったわけですが)

そっちの印象も強かったものの、知らない俳優さんだと思って

当時は名前も覚えてなかったんですが、

この俳優さん、その後2019年に公開された「ジョーカー」という映画で

アカデミーの主演男優賞を受賞することになる

ホアキン・フェニックスという俳優さんで、

今から30年近く前に23歳という若さで早逝したリバー・フェニックス

(スタンド・バイ・ミーやインディ・ジョーンズ出演の有名俳優さん)

の弟さんだというじゃないですか。

これはびっくりでした。

長いこと映画を見てると、「ああ!あのときあの映画に出てたあの人!」

と、後々有名になる俳優さんが脇役やチョイ役で出てることがけっこうありますね。

 

監督は巨匠リドリー・スコットなので面白くないわけがないんですが、

エイリアンやハンニバル、ブラック・レインといった

血なまぐさい映画が得意な監督さんですから、若干の血は飛びます。

それが大丈夫な方なら、ぜひどうぞ。

トロイと同じく2時間半を超える長い映画ですが、面白いですよ。

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