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映画雑感 vol.27

2021年07月16日

クリストファー・ノーラン監督といえば、

バットマンの新3部作の監督として一気にブレイクし、

現在ハリウッドで最も注目されている映画監督の一人と言われてます。

そのクリストファー・ノーラン監督の最新作で昨年2020年に公開されたのが

「テネット」という映画です。

第3次世界大戦を引き起こそうとするテロ組織を主人公グループが阻止する

という、まあ、ありがちなストーリーなんですが、

そこに、「時間の逆行」というものを織り交ぜてるもんですから、

けっこう複雑な映画でした。

ストーリーの進行に伴って観客が目にするシーンは

実はその前に観客はすでに見ていたシーンだったりして、

主人公など登場人物の役回りがその逆行の中で入れ替わったりしてますので

なにしろ難しい・・・。

見終わってから「あれはどういう意味だっけ?」と考え直さなければなりませんでした。

この映画の10年ほど前に公開された同監督の「インセプション」という映画も

「夢」を扱った複雑な映画でしたが、

(夢を意図的に作り出して夢の中で夢を見るみたいに、何層もの夢を重ねる話)

でも、テネットに比べればまだわかりやすい映画でした。

ちなみに、インセプションの主演はレオナルド・ディカプリオでしたが、

日本の渡辺謙も重要な役回りで出演していた、面白い映画でした。

ほぼ同時期に作られた「ダークナイト・ライジング」(バットマン新3部作の3作目)

と出演俳優さんたちがけっこうかぶってたんですが、

監督さんのその時の好みの俳優さんってのがきっとあるんでしょうね。

 

同監督作品には他にも

「インターステラー」(2014年)や「ダンケルク」(2017年)といった話題作もあり、

次回作が常に注目されてるクリストファー・ノーラン監督ですが、

ご興味があれば、ぜひどうぞ。

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