映画雑感 vol.32
2021年10月15日
久しぶりの映画雑感ですが、
今回は、2008年に公開された「ウォンテッド」をご紹介しましょう。
出演は、この映画で世界的なスターとなって、
その後「Xメン」などでもおなじみになったジェームズ・マカヴォイ、
そして言わずとしれたハリウッド・スターの
アンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマン。
千年前から存在するという暗殺組織(もちろん架空)の戦いを描いた映画で、
映画の舞台となるのは現代です。
この映画はとにかく、出てくる暗殺者たちの超人的な能力がすごい。
その代表的なものが、「弾道曲げ」です(ネタバレ)。
拳銃から発射された弾丸を意識的に曲げちゃうもんですから、
ありえない角度から撃って標的に当ててしまいます。
その他にも、ハエの羽だけを撃ち落としたり、
自分に向かって飛んでくる銃弾を銃弾で撃ち落としたり、
ありえないドライビングテクニックやありえないアクションシーンなどなど
ありえないことが連発で、おもわずツッコミたくなるかもしれません。
(こう書くとなんだかB級映画のようですが、たぶん違います・・・)
そして、大変お美しいアンジェリーナ・ジョリーが物語の最終盤でみせる、
特殊メイクかと思うような怖い表情(とは、某映画評論家の話ですが、
特殊メイクじゃありません・・・)などなど、見どころ満載の映画です。
弾丸の軌道や素早い動きをあえてスローモーションで見せるやり方は
なんとなく、大ヒットした「マトリックス」(1999年公開)を彷彿とさせますが、
この映画はR15指定なので、鑑賞する際にはご注意を。
でも、すごく面白い映画でしたよ。