序列1位
2021年11月15日
一昨日、将棋の藤井壮太さんが4つ目のタイトルをとって
10代としては史上初となる4冠を達成しました。
おまけに、
今回獲得した竜王というタイトルは、
現在8つある将棋のタイトルの中でも最高位なんだそうで、
竜王と合わせて4冠となる藤井さんはこれにより、
すべての棋士の中での序列が1位になるそうですが、
序列が変わると着座する席も変わるんだとか。
さらに、
過去の対戦成績から藤井さんが唯一苦手と思われていた豊島さんから
今回は4連勝の負けなしで竜王を奪取しましたが、
これにより豊島さんとの対戦成績は通算で13勝9敗、
今年に限れば13勝3敗と、もうまったく苦手な相手ではなくなりました。
30年近く前に羽生善治さんが作った記録を次々に破る藤井さんは、
そういう意味では30年に一人の天才とも言えますが、
史上初の記録も達成し続けていることから、
将棋界始まって以来の天才、なんてことも言われるようになってきてます。
藤井さんが今年度内に獲得する可能性が残っている他のタイトルは「王将」
だそうですが、このタイトルを保持している「現役最強」と言われる渡辺さんも
戦々恐々でしょうね。
(現役最強の呼び名も今回の竜王獲得で藤井さんの枕詞になっちゃうのかな?)