おごれる人も久しからず
2021年11月25日
ここ最近、連日のように報道されてますが、
ガソリンや灯油の値上がりがすごいですね。
コロナ禍での需要減少を見込む産油国が
原油の増産をしないことがそもそもの原因と言われてますが、
コロナがおさまっても、世界的な脱炭素の流れが今後も進めば
石油に対する需要はどんどん減っていきますから、
言葉は悪いですけど、
産油国の最後のあがきのように見えなくもありません。
石油が世界のエネルギーの主役になってからたかだか100年とか150年程度
と言われてますが、あと数十年もしたらかつての石炭と同様、
石油は見向きもされなくなる時代になるかもしれず、
そうなると、オイルマネーの恩恵でたくさんの大富豪がひしめく中東の産油国は
国の競争力を維持する別の道を見つけないと、
あっというまに没落していく可能性もあります。
まさに、
「諸行無常の響きあり(中略)おごれる人も久しからず」
なんて哲学的な話はさておき、
これから本格的な冬をむかえる北海道で
車のガソリンはもちろん、
灯油の値段が上がるのはかんべんしてほしいです・・・