映画雑感 vol.47
2022年02月18日
今回は、1999年に公開された「交渉人」をご紹介しましょう。
人質を取って立てこもる犯人などに対して、
その犯人を説得して人質を無事救出し、犯人を逮捕するために
心理学、行動科学、犯罪学などを駆使して交渉する警察官として
「交渉人」という人たちが実際に存在するそうですが、
(日本の警察にもいるそうです)
映画は、主人公の交渉人自らがある犯罪に巻き込まれて犯人扱いされ、
自らの意思に反して人質を取って立てこもることになり、
別の交渉人がそれを解決するための交渉にあたる、というストーリーです。
人質を取って立てこもることになる凄腕の交渉人役にサミュエル・エル・ジャクソン、
その説得にあたるこれまた凄腕の交渉人役にケビン・スペイシーという、
名優二人の共演ですから、面白くないわけがない。
この二人のいかにも有能な交渉人としての演技はすごいので、
もし観てないならぜひどうぞ。これは面白い映画ですよ。
ケビン・スペイシーは以前、
この映画雑感で紹介した「セブン」の犯人役の演技もすごくて
本当にいい俳優さんなんですが、
若い男性に対する強制わいせつ罪で起訴された(その後、公訴取り下げ、
ケビン・スペイシー自身はもちろん男性・・・)
というニュースを聞いたときはすごく残念でしたねー。