そうか、宇宙に連れていけばいいんだ (その2)
2022年03月02日
(つづき)
で、宇宙飛行士たちには宇宙でしばしば体験する「特別な感覚」
というものがあるそうで、
1971年にアポロ14号に搭乗したエドガー・ミッチェルというアメリカ人宇宙飛行士は
雑誌の取材に対して、
「宇宙飛行士は瞬時にグローバルな意識に目覚め、世界の状況に対する強い不満や
何かをしなければならないという衝動に駆られる」と発言してます。
永遠の暗闇にぽっかりと浮かぶ地球を目の当たりにして、
「国際政治が取るに足らないものに思える。
政治家たちの首根っこを掴んで宇宙まで引きずっていって、
”あれを見ろ、この野郎!” って言ってやりたくなるんだ」
とも発言していたそうです(素晴らしい・・・ 映画にできそう)。
また別の宇宙飛行士も、
「信じられないような空虚さの中にある地球がいかに貴重なものであるか、
それが私たちの故郷なんだという感覚に圧倒される」んだそうです。
こういうのを聞くと、
世界各国の政治家やリーダーたちは一度、
宇宙から地球を見たほうがいいと思いません?
特に、ロシアの大統領は今すぐ宇宙に連れて行って
そこから地球を眺めさせたらいいんです。
(おわり)