このモヤモヤ感は人種差別だったか
2022年04月13日
最近、ウェブのニュースで気になる記事を見ました。
ここしばらくのニュースはウクライナ一色ですが、
そこに、なんとなく人種差別的な思いがみえる、というものです。
もちろん、
ウクライナで現在起きてることは本当にひどいことですし、
世界が注目するのは当然なんですが、
実はこれと同じか場合によってはもっとひどいことが
タイやミャンマーでも現在進行形で起きてる可能性があるのに、
アジアのこうした悲劇に対して世界、というか欧米の人たちの関心は
ウクライナほど高くはないのではないか、という見方です。
同じことはイラクやシリアについても言えることで、
こちらでも内戦などで国民が毎日ひどい目に合っているのに、
やはり、ウクライナほど注目はされてないようです。
アメリカやヨーロッパのニュースでは
「比較的文明化されたヨーロッパの国の、青い瞳の金髪の人々が攻撃されるなんて」
というまさに人種差別的なコメントを出す特派員もいたそうで、
中東やアジアでは戦争が起きても当然で、
そうした国の人たちは虐殺されてもかまわないのか、
と、話題になってたそうです。
日本にいる私たちがふだん目にするニュースは
こうした欧米目線のニュースが中心となるので
どうしてもウクライナの話題一色になってますが、
同じアジアの人間として、もっとタイやミャンマーなどに目を向けてもいいのでは
という意見がけっこう胸に刺さりました。