映画雑感 vol.56
2022年05月20日
今回は、以前の映画雑感で少しふれた「パイレーツ・オブ・カリビアン」
を取り上げましょう。
元々はディズニーランドの「カリブの海賊」というアトラクション(乗り物)
がベースになったという、ちょっと変わった映画ですが、
第1作目が2003年に公開されたあと、2017年に公開された第5作まで
いずれも大ヒットしてます。
第6作目も制作が発表されてますが、2022年5月現在、まだ詳しい情報はありません。
この映画は第1作目を観てもらえればわかりますが、
もともと、
オーランド・ブルームというイケメン俳優さんが主演だった(と思う)んですけど、
ジャック・スパロウ船長という海賊を演じた共演のジョニー・デップ
にすっかり「食われ」て、
2作目以降はジョニー・デップが映画の主役になってしまい、
1作目で主役だった(はずの)オーランド・ブルームは第4作目には出演すらしてない
という意味でも異色の映画だと思います。
原作の小説などがもともと存在しないために、
そのあたりはフレキシブルだったんでしょうね。
ジョニー・デップはハリウッドで最も稼ぐ俳優さんの一人と言われてて、
演技がわりと独特なんですけど(この映画でも)、
出演する映画はいずれも大ヒットすると言われてる俳優さんですから、
オーランド・ブルームにはちょっとかわいそうでしたね。
続編を重ねるごとにマンネリなどで面白さが無くなっていく映画も多い中、
トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」シリーズと同様、
シリーズ5作はいずれも面白い映画ばかりですからおすすめです。
地上波のテレビで何度も放送してますから、観た方も多いでしょうけどね。