やはりモンスターだった
2022年06月08日
昨日、有料の動画配信サービスでライブ中継していた、
ボクシングの井上尚弥選手の世界タイトル戦を見ましたが、
すごい結末でした。
対戦相手のフィリピンのドネア選手とは2年7か月ぶりの再戦で、
その強さが別格なことから「モンスター」と呼ばれていた井上選手が
キャリアで唯一、苦戦した相手でした。
が、結果は井上選手の2回TKO(ノックアウト)勝ちで、
しかも前回の苦戦とは対象的な圧勝でした。
格闘技では体重の差は絶対ですから(重い方が強い)、
ボクシングでも体重によって細かく階級が分かれてますが、
この「階級」を無視して純粋に強いボクサーは誰か?
というパウンド・フォー・パウンド(PFP)というランキングがありますが、
井上選手は現在なんと、PFP世界1位なんだそうです。
ボクシングではヘビー級など重量級の選手が世界的には注目されますが、
(本当に戦ったら体重の重いヘビー級の選手が一番強いですからね)
井上選手はバンタム級という軽量級では異例の世界的な注目度なんだそうです。
試合後の他のボクシング選手のコメントなども見ましたが、
「日本史上最強のボクサーじゃないか」とか、
「日本ボクシング史上の最高傑作」なんて言われてますから、
このあとの活躍も楽しみです。