映画雑感 vol.67
2022年09月09日
現在、劇場公開中の「ブレット・トレイン」という映画を先日観てきましたので
今日はこれをご紹介しましょう。
舞台は日本で、あるミッションのために東京~京都間を走る新幹線
に乗り込んだ運の悪い殺し屋(ブラッド・ピット)が、
ミッションを完了して列車を降りたいのに、
次から次へと乗り込んでくる別の殺し屋たちのせいでなかなか列車を降りられず、
ついには犯罪組織のメンバーが待ち受ける京都に向かうことになる
というストーリーです。
原作は日本の伊坂幸太郎の小説らしいんですが、
映画製作がハリウッドのせいか、日本の描写がヒドイです・・・
アメリカの人たちはいまだに日本にこんなイメージを持ってるのかな、
とも思いましたが、これはたぶん、わざとやってますね。
新幹線を含めてなにもかもがヘンです・・・。
でも、そういうところも全部ひっくるめて面白い映画でした。
共演はハリウッドではすっかりおなじみになった真田広之、
その他にもサンドラ・ブロックやライアン・レイノルズ
といった主役級の俳優さんたちがちょい役で出たりしてます。
観終わったあとの私の最初の感想が、
「監督はクエンティン・タランティーノだっけ?」
というぐらい、タランティーノっぽい映画でしたが、
監督はデビッド・リーチ(リンチじゃありません)という人で
「デッド・プール2」という映画の監督さんらしいので、
なるほど、デッド・プールもハチャメチャな映画だったからなんとなく納得
したのと、原作者の伊坂幸太郎がタランティーノのファンらしいので、
なるほど、それでタランティーノっぽくしたか、と二重に納得の映画でした。
観終わった後に、いろいろなネタバレ解説をみて
細かい隠しネタや伏線がたくさんあるので、もう一度観たいと思ってしまいました。
ただ、R-15指定の映画ですから、観る際にはご注意を。