おじさん構文
2022年10月05日
昨日の新聞に、SNSなどでみられる「おじさん構文」という話題が出てました。
・文章がわりと長文
・むやみにカタカナ文字を入れる
・絵文字を多用 等々
という特徴がある文章のことなんだそうです。
若者たちはこれをおじさん(たぶん、おばさんも)の特徴的なものとして
ウケ狙いであえて、おじさん構文のメールやチャットを送ることもあるそうですが、
では、おじさん構文を使わない若者たちのSNSはどんな感じかというと、
「きょうヒマ?」
「ヒマだよ」
「◯◯いかない?」
「いく」
「じゃ、何時に◯◯集合ね」
「(スタンプ)」
みたいな感じで、短文でまさに会話をしてるような感じなんだそうです。
また、絵文字でなくスタンプを使用するのも特徴だそうです。
先日、車を運転中の車内で聞いてたラジオで
「オープン・クエスチョン」という話題も出てましたが、
これはたとえば、
「どこか食べ物屋さん知らない?」
といった若者たちの質問のしかたで、
おじさんやおばさんはこれを見て、
誰と行くの? 昼なのか夜なのか行く時間帯は?
和洋中その他の希望のジャンルは?
といった情報をあらかじめ教えてくれないと、おすすめのしようがない
と考える傾向があるそうですが、若者はこの質問に対して、
「誰と行くの?」
「◯◯と」
「昼? 夜?」
「夜」
「和食とか洋食とか希望はある?」
「イタリアンかな」
「じゃ、このお店は?」
と、その後に続く会話を期待して、あえて最初から範囲を絞らない質問
(オープン・クエスチョン)をすることが多いんだそうです。
相手に長文を読ませるのが申し訳ない、という気持ちもあるそうです。
これに対してあらかじめ多くの情報を盛り込んで相手が答えやすくする質問のことを
「クローズド・クエスチョン」というそうですが、
私はもちろん、おじさん構文やクローズド・クエスチョン派ですが、
子供のころからスマホをいじってるデジタル・ネイティブ世代と
私たちのようなおじさん・おばさんには、
目に見えない壁がいろんなところにありそうです。
って、このブログも長文になっちゃいましたけど、
SNSじゃなくブログならいいのかな?