映画雑感 vol.70
2022年10月14日
そういえばこの映画雑感では、
80年代から90年代にかけてのハリウッド2大アクション俳優である、
シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガー
の映画を取り上げたことがなかったかもしれませんので
今回はまずシュワルツェネッガーから取り上げましょう。
この人の出演作はもちろん面白い映画がたくさんあるんですが、
まあ、なんといっても「ターミネーター」でしょうね。
現在までにシリーズ6作が公開されてますが、
その中でも、1985年公開の1作目と1991年公開の2作目が別格ですね。
というか、3作目以降は残念な作品が多いですからね・・・
知能を持った機械と人間とが戦争をする未来から、
人間側のリーダーを暗殺するために
機械側が暗殺ロボットを過去(要するに現在)に送り込むというストーリーで、
その不死身の暗殺ロボットがターミネーターです。
それを演じたのがシュワルツェネッガーで、
人間側のリーダーを暗殺しようとするもちろん悪役です。
この1作目が大ヒットし、続く2作目では
悪役だったシュワルツェネッガー・ターミネーターは
未来から送られてきたさらなる強敵ターミネーターから
主人公を守るヒーロー役として登場するんですが、
1作目の不死身の役柄をふまえた上でのこのストーリー設定は秀逸でしたね。
監督は1作目も2作目もヒット作連発のジェームズ・キャメロンですが、さすがでした。
斬新な設定でシュワルツェネッガー=ターミネーターを印象付けた1作目と
それ以上のアクション大作としての2作目は本当に面白い映画でした。
テレビの地上波でもさんざん放送してますから、
きっとみなさんも観てますよね?
3作目以降は残念な作品が多いと書きましたが、
以前の映画雑感でも紹介したジェームズ・キャメロンが監督したのは
この1作目と2作目のみで、3作目以降は別の監督というのもなんだか納得でした。
かなり少数派だとは思いますが、もし、ターミネーターを観たことない!
という人がいたら、ぜひ観てください。
ただし、観るのは1作目と2作目だけで十分です。
シュワルツェネッガーは3作目以降も出てますけどね。