東京ナンバーの序列について
2022年10月25日
今から30年以上前、私が大学生で東京に住んでいたころ、
東京の自動車のナンバープレートはたしか5種類しかありませんでした。
品川、足立、練馬、多摩、八王子ナンバーの5つです。
それが最近、都内でタクシーに乗っていると、
私の知識にはなかったナンバーを多く見かけるようになりました。
すなわち、世田谷、杉並、板橋、江東、葛飾ナンバーです。
ウェブ情報によると、
車の台数が増えたことでナンバーが足りなくなり、
2014年から2020年にかけて昔からある5つのナンバーが分割され、
現在の10種類に増えたんだそうです。
同じ理由で神奈川でも以前からあった横浜、川崎、相模の3つに
1994年から湘南ナンバーが追加されました。
東京は怖いところで、首都圏に住む人にはおなじみですが、
これらのナンバーには「序列」があります。
たとえば、東京のどこを走っても一目置かれるのは「品川」ナンバーです。
品川ナンバーを取れる場所に住んでること自体がステータスだからです。
品川ナンバーが取れる住所は、
千代田区、中央区、港区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区らしいので
たしかに、都内でも平均所得の高いエリアですもんね。
神奈川で人気なのは「横浜」ナンバーですが、
湘南ナンバーができてからはこちらも人気だと聞きました。
(つづく)